20日、中国社会科学院・東南アジア研究所長の許利平教授はVOVの北京支局のインタビューに応えた際、「チョン書記長はベトナムの偉大な革命活動家、思想家である」と強調しました。

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「長年にわたり、ASEAN研究に携わっている学者として、私はグエン・フー・チョン党書記長の逝去に大きな打撃を受け、悲しみに暮れています。チョン氏は偉大な革命活動家、戦略家、思想家であると思います。チョン氏はベトナムのドイモイ＝刷新事業に大きな功績があるだけでなく、中国・ベトナム関係の発展に重要な貢献をしてきました。チョン書記長の逝去にお悔やみを申し上げます。チョン書記長はベトナム、および国際社会に巨大な政治的遺産を残しています」

許教授によりますと、チョン書記長に対するベトナムの党と国家の最高栄誉勲章「金星勲章」の授与は党建設、国家・社会のガバナンス、社会主義を志向する市場経済体制、および文化づくりと発展に関する理論の刷新へのチョン書記長の際立った貢献を認めるものである。「人民を中心に置き、すべては人民のニーズと利益から来る」というチョン書記長のスタンスは適切で、ベトナムの実状と発展に見合うとしています。

また、ベトナム・中国関係について、グエン・フー・チョン党書記長と習近平党総書記・国家主席は両党の交流と政治的信頼を強化し、両国関係の安定的で健全な発展に着実な基盤を作り出してきたとの見解を述べ、次のように語りました。

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「グエン・フーチョン党書記長と習近平党総書記は両国の党、国家の関係を導き、関係の方向性を堅持しています。これは両国の戦略的協力パートナーシップ、および『未来共有』共同体の構築において指導的な役割を果たしています」