(VOVWORLD) - 25日、ベトナムのグエン・フー・チョン共産党書記長の追悼式が世界各国で執り行われました。
フランスのベトナム大使館では、ラオス大使をはじめ、ユネスコ常駐代表部の各国大使、フランス外務省代表、日本やアメリカの大使館関係者、フランスベトナム友好協会の代表者、そして多くのベトナム系フランス人が参列し、弔問記帳を行いました。
フランス外務省のマチルド・テルヤ氏は次のように語りました。
(テープ)
「フランス政府を代表し、グエン・フー・チョン書記長の御逝去に際し、ベトナム政府および国民の皆様に心からお悔やみ申し上げます。チョン書記長は、ベトナムの最高指導者として、常にフランス・ベトナム両国の友好関係と協力関係の強化に尽力されました。その功績は、我々にとって計り知れない重要性を持つものです」
一方、式典に参列したユネスコのファーミン・エドゥアール・マトコ事務局長補は次のように述べました。
(テープ)Unesko
「ユネスコは、偉大な指導者であり卓越した人格者でもあったグエン・フー・チョン書記長に対し、深い敬意を表します。チョン書記長は、ベトナムと世界の平和に多大な貢献をされ、またユネスコの理念を深く理解し、支持してくださいました。私たちは、彼の偉大な遺志が世界中の人々に受け継がれていくことを心から願っています」
同日、在トルコベトナム大使館も追悼式を行いました。追悼式でトルコ外務省のブルハネッティン・ドゥラン次官は、チョン書記長のベトナム・トルコ関係強化への貢献に深い敬意を表しました。
スイス・ジュネーブの国連やWTOなどの国際機関におけるベトナム代表部も半旗を掲げ、追悼式を行いました。多くの外交団が参列し、チョン書記長の功績を称えました。
さらに、ドイツ、イギリス、ベルギー、チェコ、マレーシア、香港、スリランカ、サウジアラビア、イラン、イスラエル、アルゼンチン、南アフリカなど、世界各地のベトナム大使館や外交代表部でも追悼式が執り行われ、現地のベトナム人コミュニティや外交関係者が参列しました。