チン首相 三井物産の会長と会見

(VOVWORLD) -11日午後、ハノイで、ファム・ミン・チン首相はベトナムを訪問中の三井物産代表取締役の安永 竜夫(やすなが たつお)会長と会見を行いました。
チン首相 三井物産の会長と会見 - ảnh 1会見の様子(写真:TTXVN)

会見で、チン首相は三井物産に対し、ブロックBシリーズの電力・ガスプロジェクトの実施、洋上風力発電開発を始め、ベトナムの他の分野への投資を拡大するよう提案するとともに、ベトナム政府が三井物産を含め、日本企業がベトナムで事業活動を効果的かつ持続的に展開できるよう最も有利な条件を作り出すと明らかにしました。

チン首相は、三井物産が飼料工場の建設に投資することや三井物産の得意分野における投資活動を強化・拡大すること、ベトナムのパートナーと技術や管理の経験を共有すること、ベトナムの質の高い人材の育成を支援することなどを要請しました。

一方、安永会長は、三井物産はベトナムで、鉱物資源、エネルギー、設備、繊維製品など、さまざまな分野で22件の投資プロジェクトを実施しており、その総投資総額は約10億ドルにのぼると述べるとともに、三井物産が水産物の養殖、加工、輸出、人材育成、労働者の海外派遣など、ベトナムの他の分野への投資の拡大を支援してくれることへの希望を表明しました。

ご感想

他の情報