(VOVWORLD) - 中国・天津市で開催中の世界経済フォーラム(WEF)が主催するニュー・チャンピオン年次総会(夏季ダボス会議)」への出席を機に、ファム・ミン・チン首相は、26日午前、上海証券取引所を訪れ、証券取引市場および国際金融センターの運営を視察しました。
上海証券取引所の設立と発展に関する紹介を受ける
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チン首相は、投資家の誘致や資金調達を促進するための制度・政策、市場をフロンティア(新興前段階)からエマージング・マーケット(新興市場)へと発展させるための取り組みなどについて、詳細な意見交換を行いました。上海証券取引所が設立から比較的短期間で世界第3位の規模に成長したことを高く評価した上で、チン首相は、同取引所および上海国際金融センターに対し、ベトナム国内における国際金融センターの構築、証券市場の発展、取引所運営やインフラ整備に関するノウハウの共有を呼びかけました。
さらに、制度設計や人材育成などの分野でも、ベトナムとの協力関係を深め、ベトナムの金融市場の近代化と国際化に向けて支援を求めました。