チン首相 第3回ASEAN女性リーダーシップ・サミットに出席

(VOVWORLD) - チン首相は、2025年以降のASEAN共同体に向けて、全社会、全政府、全コミュニティ、地域全体の参加をあげて、包括的かつグローバルなアプローチを通じて協力を強化し、女性の潜在力を発揮する必要があると強調しました。

首相の動静を担当する当放送局(VOV)のレポーターによりますと、ラオスのソーンサイ・シーパンドン首相の招きに応え、23日午前、ファム・ミン・チン首相は、「2025年以降のASEAN=東南アジア諸国連合共同体に向けたケアエコノミーの促進と回復力の強化」をテーマにした第3回ASEAN女性リーダーシップ・サミットにオンラインに出席し、講演を行いました。

チン首相 第3回ASEAN女性リーダーシップ・サミットに出席 - ảnh 1第3回ASEAN女性リーダーシップ・サミットにオンラインに出席したファム・ミン・チン首相(中央)(写真:TTXVN)

チン首相は、2023年のジェンダーギャップ指数ランキングでベトナムが146か国の中で72位にランクされ、前年と比較して11位上昇したと明らかにするとともに、2025年以降のASEAN共同体に向けて、全社会、全政府、全コミュニティ、地域全体の参加をあげて、包括的かつグローバルなアプローチを通じて協力を強化し、女性の潜在力を発揮し、労働力の解放を促進し、ケアエコノミーの強化と回復力の向上に貢献する必要があると強調しました。

また、チン首相はASEAN加盟国に対し、「3つの強化戦略」を通じて解決策の実行に注力するよう提案しました。

第一は、女性の役割に対する認識を深め、あらゆる分野における女性の平等な参加を促進するためより強力な政策を推進することで、ケアエコノミーとASEANの回復力に貢献すること。

第二は、革新を推進し、特に貧困地域や遠隔地において、質の高い医療・福祉サービスの基盤整備を進めるとともに、ジェンダー平等の促進や、急速な高齢化および気候変動への対応に配慮したメカニズムと政策の改善を続けること。

第三は、人材育成および職業訓練への投資を促進し、社会全体のリソースを効果的に活用する一方で、民間投資の誘致を重視し、ケアエコノミーの発展を目指す取り組みと、労働者の権利保護のための協力を強化することであるとしています。

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