チン首相がカタールを公式訪問、15年ぶりの首脳外交へ

(VOVWORLD) - ベトナムのファム・ミン・チン首相は現地時間の30日夜、中東歴訪の最終訪問国となるカタールの首都ドーハに到着しました。
チン首相がカタールを公式訪問、15年ぶりの首脳外交へ - ảnh 1ドーハの空港に到着したチン首相

首相一行は、第8回未来投資イニシアチブ会議への出席とサウジアラビアでの実務訪問を終えた後、カタールのムハンマド・ビン・アブドゥッラフマーン・アール=サーニー首相の招きにより11月1日までの日程で滞在します。

ベトナム首相のカタール公式訪問は15年ぶりです。今回の訪問では、市場開放や投資誘致、労働、教育、文化、観光など幅広い分野での協力強化を目指すほか、科学技術やクリーンエネルギー、デジタル化、ハラール産業など新たな分野での連携も模索します。

到着後、チン首相は(QIA)カタールの投資庁会長兼中央銀行総裁バンダル氏と会見しました。チン首相は、QIAと(SCIC)ベトナム国家資本投資経営総公社との協力関係を評価しつつ、両国間の投資はさらに拡大する余地があると指摘しました。特に、インフラ整備や再生可能エネルギー事業への投資を呼びかけ、ベトナムへの調査団派遣を要請しました。

これに対しバンダル会長は、新興市場として有望なベトナムへの投資拡大に前向きな姿勢を示し、具体的なプロジェクト推進に向けて調査団を派遣する意向を表明しました。

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