外務省のグエン・ミン・ハン次官（写真：TTXVN）

ファム・ミン・チン首相が16日からスイスのダボスで開催されるWEF＝世界経済フォーラムの第54回年次総会に出席するほか、16日～23日にかけて、ハンガリーとルーマニア公式訪問の意義と重要性について、記者団のインタビューに応えた際、ベトナム外務省のグエン・ミン・ハン次官は次のように語りました。

15日～19日にかけて開催されている世界経済フォーラム年次総会2024のテーマは「信頼の再構築」にしました。この会議は、経済や貿易など多くの分野におけるベトナムと、スイスを含め、相手国、および、国際機関との協力を強化するチャンスとなります。総会で、チン首相は、ベトナムに特化したいくつかの特別セッションを含む重要な討論会で演説を行うとともに、大手企業や各国、国際機関の指導者と個別会見を行います。

チン首相のハンガリーとルーマニアへの公式訪問に関して、ハン外務次官は、この2か国の訪問に、チン首相はハンガリーとルーマニアの高級指導者と会談や会見を行うほか、この2か国の大学、研究センター、企業を訪れます。また、チン首相はハンガリーとルーマニアに滞在しているベトナム人コミュニティの代表と懇親します。

チン首相のこの訪問はベトナムとこの2か国の政治的信頼を深化させるとともに、ベトナムとハンガリーおよびルーマニアとの伝統的友好関係と相互支援を強化することに貢献するとしました。