チン首相、ベトナム・中国戦略的交通インフラ接続の開発が非常に重要
(VOVWORLD) -会議でチン首相は、ベトナムと中国との戦略的な交通インフラ接続の開発が非常に重要であり、両国間の人や物の交流、地域と世界各国との連結を促進すると強調しました。
会見の様子(写真:VGP) |
首相の動静を担当するVOV=当放送局のレポーターによりますと、27日午前、中国・大連市で開催中のWEF=世界経済フォーラムの第15回ニュー・チャンピオン年次総会へ出席と中国訪問の枠内で、ファム・ミン・チン首相と中国の張国清(チョウ・コク・セイ)副首相は「戦略的交通インフラ開発に関するベトナム・中国協力とベトナムと中国企業の役割」をテーマとした北京での会議に出席し、演説を行いました。
会議でチン首相は、ベトナムと中国との戦略的な交通インフラ接続の開発が非常に重要であり、両国間の人や物の交流、地域と世界各国との連結を促進すると強調するとともに、中国はベトナムを経由してASEAN=東南アジア諸国連合に進出できる一方、ベトナムは中国を経由して中央アジアおよび東欧諸国に進出できるようになると明らかにしました。
チン首相は、鉄道部門に対し、鉄道システムの整備に力を入れるよう提案するとともに、中国企業によるPPP=官民パートナーシップの形での投資を奨励するよう希望を表明しました。
チン首相はまた、需要の高い航空便の頻度を増やすほか、両国間の航空ルートの拡大を促進するよう要請しました。また、チン首相はベトナムと中国の観光業の発展を促進する政策を策定するほか、高速道路や国境道路橋をはじめ、両国を結ぶ道路プロジェクトの実施を促進するよう求めました。
チン首相は、両国の企業に対し、「利益の調和、リスクの共有」、「共に働き、共に勝ち、共に発展する」という原則に基づく合弁事業をさらに促進することを提案しました。
張副首相は、両国の各省庁、部門、地方、企業が、協力プロジェクトを実施するため緊密に連携するよう提案しました。