チン首相、第18回ASEAN・インド首脳会議に参加

(VOVWORLD) -28日、ファム・ミン・チン首相率いるベトナム代表団は第18回ASEAN・インド首脳会議にオンライン形式で参加しました。
チン首相、第18回ASEAN・インド首脳会議に参加 - ảnh 1ファム・ミン・チン首相(写真: VGP)

会議で、チン首相はインドに対し、ASEAN加盟諸国の製薬産業、新型コロナウイルスワクチンと治療薬の供給源へのアプローチとその生産技術の移転を支援するよう提案しました。

また、インドに対し、ベトナム東部海域(南シナ海)の平和、安定、安全保障の維持、国際法を基礎に、紛争を平和的措置で解決することに向けたASEANの取り組みを引き続き支持するよう希望を表明しました。

一方、インドのナレンドラ・モディ首相はASEANとの戦略的なパートナー関係を重視すると明らかにすると共にASEANはインドの東方政策に特別な地位があると強調しました。

また、「インドはベトナム東部海域(南シナ海)問題に関するASEANの立場や対話の促進と信頼醸成の強化、DOC=海上行動宣言の効果的な履行とCOC=海上行動規範の早期作成を支持する」と強調しました。

会議で、ASEANとインドの指導者は新型コロナウイルス感染症への対応、経済の全面的回復、インド・ASEAN自由貿易協定の効果的実施のため、互いに支援することで一致しました。

ASEAN加盟諸国はインドがASEANの科学技術の発展、デジタル化の実施、気候変動対応、自然災害の防止などに供与してきた10億米ドル相当の借款を効果的に実施することを公約しました。

また、ASEANとインドの指導者は2022年をASEAN・インド友好の年にすることで一致しました。会議の終了にあたり、双方はASEAN・インド共同宣言を採択しました。

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