トゥオン国家主席、デジタル経済協力に関する構想を提案

(VOVWORLD) -18日午前、北京で、ボー・バン・トゥオン国家主席は中国の習近平国家主席が提唱した巨大経済圏構想「一帯一路」の国際フォーラムの開幕式に出席したあと、デジタル経済に関するハイレベルフォーラムで演説を行いました。
トゥオン国家主席、デジタル経済協力に関する構想を提案 - ảnh 1トゥオン国家主席(TTXVN撮影)

これは「一帯一路」の国際フォーラムの枠内で開催される「コネクティビティ」「グリーン発展」「デジタル経済」の3つのハイレベルフォーラムの一つです。

演説で、トゥオン主席は「新しい空間はデジタル経済で、新しい生産力はデジタル人材、デジタル技術、デジタルデータで、新しいモチベーションはデジタルイノベーションである」と述べました。また、デジタルトランスフォーメーションとデジタル経済開発における各国のバランスのとれた利益とすべての国民に利益をもたらすための対策について、トゥオン国家主席はデジタル体制、デジタルインフラ、デジタル人材といった3本柱を基礎にするデジタル経済協力を提案し、次のように語りました。

(テープ) 

「デジタル体制における協力は個人データの秘密保持、親善的で魅力的な経営環境の整備、越境犯罪防止対策、国家主権の確保を目指すことです。中国をはじめ、世界各国と国際組織は電子商取引と電子決済の開発に関する知見の共有を望んでいます。デジタルインフラにおける協力は世界各国がグローバルデジタル経済に参入することを目指すことです。デジタルインフラを交通インフラのように見なさなければなりません。デジタル人材における協力とはビッグデータ、人工知能など次世代技術を研究、開発できるハイレベルな人材の開発を目指すことです。」

また、トゥオン主席はベトナムは各国の信頼に足るパートナーであり、国際社会における責任あるメンバーでもある。ベトナムは今後も引き続き中国を含め、世界各国や国際組織と協力して、協力プログラムの展開に尽力すると強調しました。


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