トランプ大統領 「朝鮮は核保有国」公式見解と異なる表現

(VOVWORLD) -アメリカのトランプ大統領は朝鮮民主主義人民共和国について「明らかに核保有国だ」と述べ従来のアメリカ政府の公式な見解とは異なる表現を改めて使いました。
トランプ大統領 「朝鮮は核保有国」公式見解と異なる表現 - ảnh 1(写真:THX/TTXVN)

トランプ大統領は13日、ホワイトハウスで行われたNATO=北大西洋条約機構のルッテ事務総長との会談の冒頭、記者団の取材に応じました。


このなかで記者から「キム・ジョンウン(金正恩)総書記と1度目の任期のように関係を再び構築するつもりはあるか」と質問されたのに対し、トランプ大統領は「私はすばらしい関係を築いていた。私が当選せずヒラリー・クリントン氏が大統領になっていたら北朝鮮と核戦争になっていた。キム総書記はそのつもりでいた」と主張しました。

その後も「ピョンチャンオリンピックが成功したのはトランプ政権の成果だ」などと持論を展開したあと、北朝鮮について「どうなるかはこれからだが、明らかに核保有国だ」と述べました。

アメリカ政府はこれまで公式に北朝鮮を核保有国とは認めていませんが、トランプ大統領は就任した1月20日にも根拠を明らかにすることなく北朝鮮を「核保有国」と表現し、波紋を呼んでいました。(NHK)

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