トランプ政権、亡命申請の無効化を模索 「第三国送還は可能」と主張=報道

(VOVWORLD) - CBSニュースの報道によりますと、政権が進めている試みには、移民・税関捜査局(ICE)の弁護士が移民判事に対し、亡命申請を実質的に審理することなく退けるよう要請する内容が含まれているということです。

アメリカのトランプ政権は、アメリカへの亡命申請者を出身国以外の国に強制送還することが可能だと主張し、移民裁判所で係争中の数千人の亡命申請を無効とする試みを全米で進めていると、CBSニュースが23日に報じました。

ロイター通信は、現時点ではこの情報を確認できていないとしています。

アメリカ国土安全保障省の報道官は、電子メールによる声明で、「亡命申請の遅延や亡命制度の乱用に対処するため、あらゆる合法的な手段を講じている」と述べました。その上で、「アメリカで亡命申請を希望する不法移民が、申請を公正に審理することに同意したパートナー国で保護を求めることを可能にする、合法的な二国間協定」に言及しました。

CBSニュースの報道によりますと、政権が進めている試みには、移民・税関捜査局(ICE)の弁護士が移民判事に対し、亡命申請を実質的に審理することなく退けるよう要請する内容が含まれているということです。さらに、亡命希望者をグアテマラ、ホンジュラス、エクアドル、ウガンダなどに強制送還するよう命じることも求めていると伝えられています。(ロイター)

ご感想

他の情報