トランプ次期政権、オバマケア撤廃訴える 

【sankei】20日の正式発足を控え、トランプ次期政権と民主党の対決が本格化しています。ペンス次期副大統領とオバマ大統領は4日、それぞれ議会を訪れ、自らの党の議員団に医療保険制度改革(オバマケア)での攻防戦に向けた方針を確認しました。また、トランプ次期大統領は大統領選に関連したサイバー攻撃についても、ロシア政府が関与したとのオバマ氏の見方を否定するなど、民主党との違いを鮮明にしています。


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(写真:AFP/ TTXVN)

ペンス氏は4日、共和党議員団との面談後、「オバマケアを撤廃し、別の制度に置き換えることが最優先課題だ」と述べました。トランプ氏もツイッターで、オバマケアでの保険料が上昇していることなどを問題視しました。オバマ氏と民主党の責任を追及しました。

オバマ氏も4日、民主党議員団と会談しました。ABCテレビは出席者の話として、オバマ氏は「マイナス面はあっても、米国民の大部分はオバマケアの成功を求めている」と述べたと報じました。

オバマケアは個人に医療保険加入を義務づけるとともに、所得に応じて補助金を支給することが柱です。アメリカメディアではトランプ氏がオバマケアを骨抜きにする方法として、関連法を改正して補助金をなくしたり、大統領令で保険未加入者に課す罰金を免除したりすることも取り沙汰されています。

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