(VOVWORLD) -米共和党の大統領候補に指名されたドナルド・トランプ前大統領は18日、共和党大会での受諾演説で、世界各地で紛争が激化する危機的状況について、その責任は自らの後任だったジョー・バイデン大統領にあると批判しつつ、自らが再選すればそれらを終結させると強調しました。
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また国際社会における米国の威信を取り戻すと約束しました。トランプ氏は自らが勝利すれば、「われわれのリーダーシップの下で、米国は再び尊敬されるようになるだろう。どんな国も、どんな敵も、わが国の力を疑わず、国境は完全に安全が確保される」と述べました。
「私はロシアとウクライナの恐ろしい戦争を含め、現(バイデン)政権がつくり出した国際危機を一つ残らず終わらせる。そういう未来を実現するためには、まずは失敗した、無能でさえあるリーダーシップからわが国を救い出さなければならない」と続けました。
トランプ氏はまた、朝鮮民主主義人民共和国の金正恩朝鮮労働党総書記についても触れ、「私は彼と仲が良いし、彼も私が戻ることを望んでいる。言ってみれば、私がいなくて寂しいだろう」と語りました。トランプ氏は在任中に、金氏と史上初の米朝首脳談を実現させています。(AFP)