(VOVWORLD) - これはクアンチュン帝の功労を顕彰するためのものです。
(写真:TTXVN) |
伝統的お正月テトの5日にあたる1月29日、ハノイ市ドンダ区で、ドンダ勝利231周年を記念する祭りが行われました。これはクアンチュン帝の功労を顕彰するためのものです。
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ドンダの丘はハノイ市内のテイソン通りの西側にあり、木々に囲まれた丘です。現在、この場所は公園となっていますが、231年前は激しい戦場でした。1788年10月に清朝の軍隊がベトナムに進攻し、タンロン城を占領した後、現在のドンダーの丘の周辺に基地を築きました。
これを受け、当時のベトナムの皇帝であるクアンチュン帝はベトナム中部のビンディン省テイソン県から進軍し、ドンダ地区で侵略軍を包囲し、激戦の末に勝利を収めました。1789年1月5日、クアンチュン帝はタンロン城に入り、勝利を祝いました。
それ以来、ハノイ市民は、毎年のこの日をこの偉大な戦勝を記念する日として、 祭りを催してきました。今年は、クアンチュン帝を偲ぶ儀式のほか、様々な宗教・文化活動が行われ、ベトナム民族のよき伝統を再現しました。ハノイ市民の1人の話です。
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「毎年、ここにやってきて、民族英雄をしのびます。先輩らは身をささげ、国を防衛・建設しました。ドンダ勝利はベトナムの輝かしい歴史に貢献しましたね。」
祭りの開幕式で、ドンダ区人民委員会のボ・グエン・フォン委員長は発言に立ち、ドンダ勝利を価値を強調しました。同日、中部ゲアン省とビンディン省でもドンダー勝利231周年を記念する祭りが盛大に行われました。