ギニアビサウのウマロ・モクタル・シソコ・エンバロ大統領（左）と握手するトー・ラム党書記長・国家主席

レセプションの冒頭挨拶で、トー・ラム党書記長・国家主席は優先分野での協力の強化や協力文書の締結に関する合意を達成したエンバロ大統領との会談の結果を高く評価するとともに、エンバロ大統領のベトナム訪問は両国の協力関係に新たな段階を切り開き、両国国民の願望に応え、地域と世界の平和、安定、協力、発展に貢献するとの確信を示しました。

一方、エンバロ大統領は「ベトナムがアフリカ人の心と記憶に特別な存在となっている」と強調し、会談の結果が経済・貿易、文化、科学分野での協力の促進を通じて具体化されるよう希望を表明しました。

また、ベトナムの投資家に対し、ギニアビサウに進出し、コメ生産やカシューナッツ加工を中心に互恵関係を築くことを呼びかけました。さらに、両国は国連やフランコフォニー国際機関をはじめ、共に、加盟している国際組織において互いに支持し合い、持続可能な開発目標の遂行で力を合わせるよう希望を表明しました。