(VOVWORLD) - 26日午後、ハノイ市内の国家主席府で、トー・ラム国家主席は在ベトナムインド大使館のサンディープ・アリア大使と会見しました。
Nhan Sáng/TTXVN撮影 |
席上、トー・ラム主席は、第18回インド議会下院総選挙の成功に祝辞を述べるとともに、新政府の指導の下で、インドがさらに発展し、地域と国際における重要な役割と高い地位を確立するとの確信を表明しました。
また、トー・ラム主席は、従来から結ばれているインドとベトナムの友好関係は、現在、包括的な戦略的パートナーになり、それぞれの国の外交政策の中で重要な役割と地位を占めていると確認しました。さらに、トー・ラム主席は、両国の2023年の貿易取引総額がおよそ15億米ドルに達成したことに満足の意を示すとともに、この貿易総額が早期に20億米ドルに達成すると確信しています。そしてインドの大手企業が、ベトナムにおける石油ガス、インフラ整備、港湾などの戦略的分野、および、デジタルトランスフォーメーション、人工知能、クリーンエネルギー転換、半導体などの新興分野に投資を行っていることを歓迎したほか、今後も両国が観光、草の根交流を強化する必要があると提案しました。そして、地域と国際課題について、両国に対し、多国間フォーラムで緊密に連携し、アジア太平洋とインド洋の平和、安定、発展に貢献していくよう求めました。
一方、サンディープ・アリア大使は、引き続き多くの分野における両国関係の深化に努力していくと確約しました。