ネタニヤフ首相、アメリカ訪問へ 29日にトランプ大統領と会談か

(VOVWORLD) - ネタニヤフ首相は、イランによる弾道ミサイル生産の拡大に懸念を示しており、イランに対する再度の軍事行動の構想についても説明するとみられています。
ネタニヤフ首相、アメリカ訪問へ 29日にトランプ大統領と会談か - ảnh 1イスラエルのネタニヤフ首相(写真:ABIR SULTAN/Pool via REUTERS)

イスラエル紙ハーレツは27日、ネタニヤフ首相が28日、アメリカのトランプ大統領との会談に向けて、アメリカ南部フロリダ州へ出発する見通しだと報じました。会談は29日に予定されており、パレスチナ自治区ガザをめぐる和平計画や、イランへの再度の軍事行動に関する構想などが協議されるとみられています。

トランプ政権は、イスラム組織ハマスの武装解除や治安維持を担う国際的な安定化部隊の設置などを含む、和平計画の「第2段階」への移行を急ぎたい考えです。計画をどこまで前進させられるかが、今回の会談の焦点の一つとなっています。

また、ネタニヤフ首相は、イランによる弾道ミサイル生産の拡大に懸念を示しており、イランに対する再度の軍事行動の構想についても説明するとみられています。

イスラエルとハマスは10月に、和平計画の「第1段階」に合意し、停戦が発効しました。しかし、その後もイスラエル軍による軍事行動は続いています。ガザの保健当局によりますと、停戦発効後の死者は400人を超えており、2023年10月に衝突が始まって以降の死者は7万1000人を超えています。(産経新聞)

ご感想

他の情報