29日と30日の両日夜、ハノイオペラハウスで、日本の歌劇「夕鶴」の公演が行なわれます。これはベトナムと日本国交樹立40周年を記念して行なわれる文化行事一環です。
夕鶴実行委員会会長で元駐ベトナム大使の服部則夫氏
夕鶴実行委員会会長で元駐ベトナム大使の服部則夫氏は次のように語りました。
(日本語テープ)
この歌劇には、家田紀子がつうの役、 持木弘が与ひょうの役で主演する他、ベトナム側から「べトナム国立交響楽団」、「ベトナム青年劇場バレエ団」、 「チルドレンパレス合唱団」などが参加します。指揮は本名徹次氏が務めます。特に、ベトナムの人民芸術家であるレ・フン(Le Hung)氏が演出します。
人民芸術家の称号を持つ演出家レ・フン氏
レ・フンさんの話です。
(テープ)
「ベトナムの監督が外国の歌劇団と協力し合うのは今回が初めてです。日本のアーチスト、特に、オペラについて言えば、この芸術部門が最も発達している国です。この歌劇の演出として招かれたこと大変幸せに思います。」
歌劇「夕鶴」を通して、ベトナムの観衆は何を感じるのか和製オペラ「夕鶴」を深く理解することが期待されています。