ベトナム南部メコンデルタに暮らす少数民族クメール族のお正月「チョルチョナムトメイ」にあたり、西南部を訪問中のグエン・スアン・フック国家主席は、7日午前、南部カントー市、オモン区にあるクメール族の大乗仏教学院を訪れ、仏教の僧呂と仏教徒にお祝いの言葉を述べました。

席上、フック主席は大乗仏教のクメール族出身の聖職者、僧侶 、仏教徒をはじめ、クメール族の人々に、健康、平安、幸福が訪れるように祈りました。

また、「2022年は、少数民族居住地と山岳地帯に関する2つの主要な政策を実施する最初の年である。党と国家はクメール族を含む住民の信仰と宗教の自由を確保し、法律に従って行われる宗教活動をサポートしている」と述べました。さらに、大乗仏教をはじめ、各宗教の聖職者と信者らの修行に有利な条件を整え、社会経済開発に絶えず注力しているとしています。