9月10日から15日にかけて行われたグエン・スアン・フック首相の中国訪問について、ベトナム外務省のレー・ホアイ・チュン次官は、記者団のインタビューに答えた際、今回の訪問は、両国の経済関係をさらに促進させる新しい原動力となると明らかにしました。
チュン次官によりますと、訪問期間中、フック首相は、第13回中国ASEAN博覧会や第13回中国ASEANビジネス投資サミットなどで演説し、その中で、ベトナムは、ベトナムに進出しようとする中国とASEANの企業にできるだけ便宜を図ると強調しました。また、フック首相は、ベトナム政府は常に、マクロ経済の安定、経営・投資環境の改善、外国人投資家向けの優遇政策の実施に取り組んでいると明らかにしたとしています。
ベトナムと中国の政治関係について、レー・ホアイ・チュン外務次官は、訪問期間中、フック首相は、中国の指導者らと会談・会見し、両国の政治信頼、海上での不一致点の抑制などについて合意したと明らかにしました。