プーチン氏、ロシアとウクライナの和平提案は「完全に相入れない」
(VOVWORLD) -ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は27日、ロシアとウクライナの和平要求は「完全に相入れない」と述べました。
(写真:Sputnik/Alexander Kazakov/Pool/REUTERS) |
今月イスタンブールで行われた和平交渉で、ロシアとウクライナの担当者は3年間続く紛争をどのように終わらせるかについてのビジョンをまとめた覚書を交換しました。
しかし、大規模な捕虜交換以外では、戦闘の終結に向けた進展にはつながりませんでした。
プーチン氏はベラルーシのミンスクで会見し、「覚書については予想通り、驚くべきことは何も起こりませんでした。これらは完全に相入れない二つの覚書だ」と述べ、「だからこそ、この二つを近づける道筋を見つけるために交渉が計画され、行われている」と語りました。
ロシアは和平の前提条件としてウクライナに対し、さらに多くの領土を割譲し、西側の軍事支援を放棄するよう求めていますが、ウクライナはこれを受け入れられないとしています。(AFP)