グエン・クォック・ズン大使

ズン大使は、今回のサミットは、アジア太平洋地域を重視するアメリカの姿勢の現れであり、アメリカの外交政策におけるASEANの地位を示すものでもあると述べ、次のように語りました。

（テープ）

「アメリカはASEANにとって最も重要な相手国の一つです。ベトナムを含むASEAN諸国は、アメリカを始め、大国との協力関係を促進しています。ベトナムはASEANとアメリカとの互恵関係を強化するために力を入れています。また、東南アジア地域におけるアメリカの建設的かつ責任ある介入を支持しており、これを、ASEAN内の団結と協力および地域の平和・安定・協力を促進させるものと見なしています。そして、ベトナムはASEANのイニシアチブによる枠組へのアメリカの参加も支持しています」

このように語ったズン大使はまた、今回のサミットと合わせてベトナムのファム・ミン・チン首相はアメリカの高官らや企業の代表、研究者、アメリカ在留ベトナム人との会見・会合を行うほか、ワシントンに本部を置くシンクタンク（CSIS）戦略国際問題研究所で演説を行う予定です。