ハー副首相(Văn Điệp/TTXVN撮影)

最新草案によりますと、2050年までに排出量を実質ゼロにするという目標の達成に向けて、カーボン・クレジット市場開発は、温室効果ガス排出量の削減、グリーン転換の推進、低排出技術と低炭素技術の開発、気候変動への主体的対応などに新しい金融の流れを生み出します。カーボン・クレジット市場は、2025年～2028年までの期間に、全国規模で試行されますが、2029年以降、全国で正式に運用されます。ベトナムは国内外のカーボン・クレジット市場との連携を目指し、法律の制定と完備、およびインフラ整備を継続するとのことです。

会合で発言に立ったハー副首相は、「再生可能なエネルギーと炭素市場に関する大きな潜在力に恵まれるベトナムは投資家を魅了する。ですから、草案の実施において、創意工夫を凝らし、画期的かつ柔軟的な方策を講じ、世界的傾向を早期に把握する必要がある｣と訴えました。