ベトナム 中国、インド、モロッコとの関係を強化

(VOVWORLD) -  16日、ブイ・タイン・ソン外務大臣はインドのジャイシャンカル外務大臣と電話会談を行いました。
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席上、両大臣は2021年~2023年期の戦略的かつ全面的パートナーシップの展開を目指す行動計画の実施で緊密に連携すること、二国間協力メカニズムを維持すること、2022年に国交樹立50周年記念活動の開催で協力すること、国防・安全保障協力を推進すること、商取引額を150億ドルにする目標の達成に尽力することで一致しました。ソン大臣はインドの「ルックイースト(東方政策)」政策を常に支持すると強調し、双方に対し、二国間協力や国際場裏での相互支持を強化するよう要請しました。

同日、ソン外務大臣は中国の王毅外相と電話会談を行いました。ソン大臣は「中国との友好関係と戦略的かつ全面的なパートナーシップの維持・発展がベトナムの対外政策の優先課題の一つと見なされている」と強調しました。一方、王毅外相は中国の党、国家、政府はベトナムとの戦略的かつ全面的なパートナーシップを重視していると明らかにしました。双方は経済、貿易、投資分野での協力を推進していくことで一致しました。また、海上問題に関し、ソン大臣はそれぞれの正当な権利の尊重と共通認識、国際法、とりわけ1982年国連海洋法条約に従って対立を解決し、ASEAN諸国とともにCOC=海上行動規範の作成を進めるよう要請しました。

他方、モロッコのナッセール・ブリタ外務・アフリカ協力・在外モロッコ人担当大臣との電話会談で、ソン外務大臣はモロッコとの友好と多面的な協力関係を重視すると強調しました。両大臣は貿易・投資、銀行、文化、観光、教育を中心とする協力関係の強化措置について話し合いました。ブリタ大臣はベトナムとアフリカ連合とのパートナー関係の樹立を支持すると強調するとともに、モロッコはベトナムがアフリカ市場やアラブ諸国に進出するため、窓口としての役割を果たす用意があるとしています。

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