(VOVWORLD) -現時点で、ベトナムの人口は1億人を超えています。これにより、ベトナムは世界で15番目の1億人国家になりました。
ベトナム人の平均寿命は延びており、2023年には73.7歳に達しています。妊産婦死亡率は著しく減少したほか、近代的な避妊方法の利用率は世界で高い水準に達しています。また、ベトナム人の身長、体力も著しく改善しています。しかし、ベトナムの人口は人口高齢化や、出生時の男女比の不均衡、出生率が低いなどの課題に直面しています。ですから、ベトナムは今年7月11日の「世界人口デー」のテーマを「人口開発への投資は、持続可能な開発への投資である」としました。
保健省人口局のレ・タイン・ズン局長は次のように明らかにしました。
(テープ)
「7 月 11 日の『世界人口デー』は世界の人口問題に対する関心を高めることを目的に、国連人口基金により制定された国際デーです。今年は、国際人口開発会議行動計画の30周年にあたることから、その約束を現実のものとするために、取り組みや投資を加速させることを決意する年でもあります。保健省が今年のテーマを『人口開発への投資は、持続可能な開発への投資である』と選んだことは、各級部局や、各国の政府、国際組織に対しベトナムの人口開発事業に関心を寄せ、投資を行うよう呼びかけることが狙いです。この取り組みは、国の迅速かつ持続可能な開発に貢献するからです」