ベトナム 国連海洋法条約締約国会議の議長国に就任

(VOVWORLD) - ベトナムは、第35 回SPLOS=国連海洋法条約締約国会議の議長国を初めて務めることになりました。
ベトナム 国連海洋法条約締約国会議の議長国に就任 - ảnh 1ヴー外務副大臣(真ん中) 写真撮影:Thanh Tuan/TTXVN

会議は23日、アメリカ・ニューヨークの国連本部で開幕し、170の締約国、オブザーバー国、条約に基づく各機関の代表や関係する国際機関が出席しました。開会式で、ベトナムのグエン・ミン・ヴー外務副大臣が全会一致で議長に選出されました。

ヴー副大臣は就任演説で、今年初めにフランス・ニースで開催された国連海洋会議(UNOC3)の成果や、海洋法に関する国際連合条約に基づくいずれの国の管轄にも属さない区域における海洋の生物の多様性の保全及び持続可能な利用に関する協定」、いわゆる「国連公海等生物多様性協定」の早期発効に向けた取り組みなど、国際社会の前向きな進展を評価しました。

そのうえで、各国に対し、国連海洋法条約の実施を促進するため、多国間主義の精神のもとで建設的な議論と協力を呼びかけました。

ヴー副大臣は、「今回の就任は、ベトナムのリーダーシップに対する国際社会からの信頼の表れであり、海洋ガバナンスの推進に向けたベトナムの積極的な貢献が評価されたものだ」と述べました。

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