(VOVWORLD) - ベトナム保健省によりますと、ベトナムはすでに6千万回分の新型コロナウイルスワクチン調達に関する交渉を完成しました。
その中で、半分は英国の製薬大手アストラゼネカ(AstraZeneca)がオクスフォード大学と連携し、研究・開発したもので、残りはWHO=世界保健機関が主導する世界的なワクチン配分計画である「COVAX(コバックス)」からのものです。
しかし、ベトナム国民全員に接種するために1億5000万回分を調達しなければならないことから、保健省は、ロシアやアメリカの製薬会社との交渉を加速させるとともに、ベトナム産のワクチンの研究を進めていく方針です。