(VOVWORLD) - 日本を訪問中のチャン・タイン・マン国会議長は6日午前、東京で、ベトナム航空のベトナム ・日本間の直行便就航30周年を記念する式典に列席しました。
席上、マン議長の立会いのもと、ベトナム航空はサイゴンツーリストグループ、およびMSツーリスト代理店と、サイゴンツーリストグループ、およびジャパン・ドリーム・ツアー代理店との3者間の協力覚書を締結しました。これはベトナムと日本間の航空・観光市場の拡大を目指すものです。また、ベトナム航空は日本市場で最大の代理店であるJTBおよびHISと観光客誘致や持続可能な観光の促進に向けた覚書をも締結しました。
式典で、ベトナム交通運輸省のグエン・スアン・サン副大臣は、ベトナムの国営航空会社が過去30年間にわたり、ベトナムと日本との橋渡しの役割を立派に果たしてきたことを高く評価しました。これらの航空便は貨物や旅客を運ぶだけでなく、両国の経済協力、文化・芸術の交流を促進し、両国民の相互理解と結びつきを深めることにも貢献しています。また、副大臣は、ベトナム航空に対し、今後、便数の増加、航空ネットワークの拡大、サービスの質的向上、現代的な航空機の購入に力を入れるとともに、日本のパートナーとの協力を強化し、両国間の直行便のニーズに適切に応えるよう求めました。
なお、ベトナム航空は、2025年7月にダナン ・大阪間の運航を再開する計画があり、週4回の運航を予定しています。一方、ハノイ、およびホーチミン市と福岡間の直行便の増便を検討し、ハノイ・名古屋の路線でワイドボディ機の運航を行うとしています。