ベトナム、ASEAN諸国の軍隊間の協力への参加を公約

(VOVWORLD) -18日、ブルネイの主宰の下、ACDFM 18=第18回ASEAN国防軍司令部会議がオンライン形式で行われました。これはASEANの軍事・国防協力における年次活動の一環です。
ベトナム、ASEAN諸国の軍隊間の協力への参加を公約 - ảnh 1グエン・フォン・ナム副長官
( 写真:TTXVN)

会議で、代表らはASEANに直接に影響を与えている伝統的安全保障と非伝統的安全保障の試練を始め、地域と世界情勢に意見交換を行うと共に、ASEAN諸国の軍隊の2か年行動計画やこの会議の共同声明を採択しました。

会議で、ベトナム人民軍総参謀長のグエン・フォン・ナム副長官は新型コロナウイルス感染症が複雑に推移している背景の中で、海上の安全保障を含め、安全保障分野には多くの試練が浮上していると明らかにし、次のように語りました。

(テープ)

「現在、平和、安定、安全、自由な海上環境を維持することは海に面している国々しか利益をもたらしていません。海上の安全保障を確保するため、1982年の国連海洋法条約を含め、世界と地域の法律を基礎に、国際協力を強化する必要があります。その背景の中で、この問題に関する認識で一致を達成するのは非常に重要な意義を持っています。私は今回の会議の共同声明の草案に賛同しています。この共同声明はベトナム東部海域、いわゆる、南シナ海における海上・空の航行の自由および平和維持、信頼醸成の強化を強調しています。」

このように語ったナム副長官はASEAN加盟諸国の軍隊間の協力の方向を提出し、その中で、ASEANの中心的な役割を維持すること、ASEAN協力に関する若い士官の認識向上を強調しました。ナム副長官はベトナムがASEAN諸国の軍隊間の協力に参加することを公約しました。

会議の終了にあたり、ASEAN国防軍司令部会議の議長国を2022年のASEAN議長国を務めるカンボジアに引き渡す式典が行われました。

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