ベトナムで 世界食料デー記念

(VOVWORLD) - 16日午前、ハノイで、農業農村開発省はFAO=国連食糧農業機関ベトナム事務所と協力し、10月16日の「世界食料デー」43周年、FAOの設立78周年、およびベトナム・FAOの協力関係樹立45周年を記念する式典を行いました。

「水は命の源、水は食の源、誰一人取り残さない」をテーマとした今年の世界食料デーは水の適切な管理の重要性への世界の認識向上を目指すとしています。

式典で農業農村開発省のグエン・ホアン・ヒエップ次官は「ベトナムは農業国であり、数千万人が水によって生計を立てている。これまで、給水システムや社会経済開発への水資源の開発・管理に関する法律が基本的に整備され、洪水対策が精力的に講じられていると明らかにし、次のように語りました。

(テープ)

「ベトナムは水資源やダムの安全保障、水資源の枯渇の防止対策、社会経済開発、および国民の生活に役立つ水源の調整と節約に取り組みます。また、上流に位置する各国や国際組織との協力を強化し、国境を超える河川の流域における水資源の効果的な使用にも努力していきます。これは透明でかつ持続的で責任感ある食糧生産供給国へと発展し、誰一人取り残さないという目標の達成を目指すものです」

一方、FAOベトナム事務所のレミ・ノノ・ウォムディム所長はFAOはベトナム、およびほかの国と協力し、世界的な水危機への認識を高めること、そして国際的に合意された水関連の目標およびターゲット達成のための「水行動アジェンダ」の主要な内容の実施にあたっていると明らかにしました。

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