インドのモディ首相とチン首相（写真：VGP/Nhật Bắc）

会談で、両首相は今後数年、ベトナムとインドとの包括的な戦略的パートナーシップを深化させる決意を確認するとともに、伝統的な協力分野をさらに強化する一方、新たな協力分野を拡大することで合意しました。

経済貿易と投資に関して、両首相は、2030年までに両国間の取引総額を現在の数と2倍にすることで合意しました。チン首相はインドの大手企業のベトナムへの投資を奨励しました。

地域と国際問題に関して、両国の首相は両国が今後も地域と国際の場における緊密な協力と相互支持を引き続き行うことや国際法を基礎に、紛争を平和的措置で解決することで一致しました。

会談後、両首相は医療、司法、外交、人材育成、科学技術など9つの分野における協力協定の調印式に立ち会いました。また、双方はベトナムとインドとの包括的な戦略的パートナーシップの強化に関する共同宣言を採択しました。

会談後、両首相は記者会見に参加しました。記者会見で、チン首相はベトナムはインドとの関係を重視していると再確認するとともに、インドとの伝統的な関係を維持すると同時に、両国関係を新しい発展段階に押し上げるための突破口を見つけるよう努力すると強調しました。

一方、モディ首相は、ベトナムはインドの重要なパートナーであり、インドのアクト・イースト政策における強力な柱であると強調しました。