ベトナムとカンボジアは共同宣言を発表



既にお伝えしましたように、6日から8日にかけて、ベトナム共産党のグェン・フー・チョン書記長はカンボジアのシハモニ国王の招きに応じて、カンボジアへの国賓公式訪問を行ないました。

これを機に、双方は、共同宣言を発表しました。宣言は、「チョン書記長とシハモニ国王は会談し、両国の良好に長期的な友好協力関係について意見交換した。訪問期間中、チョン書記長はシアヌーク元国王を挨拶に訪問するとともに、チア・シム上院議長、CPP人民党の党首と副党首、フンセン首相などと個別会見を行った。これらの席で、双方は、1999年、2005年及び2009年に発表された両国間の共同宣言の原則に基づいて、伝統的な友好協力関係を引き続き発揮させると同時に、これをそれぞれの国の建設・防衛事業を成功させる重要な要素と見做すことで一致した。又、両国外交関係樹立45周年を記念するに当たり、2012年を『ベトナムとカンボジアの友好年』にすることも合意した」と明らかにしました。

又、この宣言は「今後5年、両国の貿易額を50億ドルにする。越境犯罪防止対策や不法移民、カンボジアでの犠牲になったベトナム人志願兵の遺骨の捜索、ASEAN共同体作りなどにおいて協力関係を引き続き強化するとともに、地域の平和、安定に寄与することで一致した。この機に、チョン書記長は、シアモニ国王、シアヌーク元国王をはじめ、カンボジア政府、議会の指導者らがベトナムを訪問するよう招待した」と明らかにしました。

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