ファム・ミン・チン首相（左）とミンニハノフ首長（写真：VGP)

会見で、チン首相は、ベトナムがロシアとの伝統的友好関係、包括的な戦略的パートナーシップを重視していると強調するとともに、今回のタタールスタン共和国の最高指導者によるベトナム訪問が、タタールスタンとベトナムの地方との協力を促進し、ベトナムとロシアとの包括的な戦略的パートナーシップの強化に寄与することへの希望を表明しました。

また、チン首相は、タタールスタン側に対し、ベトナム市場で人気のあるカマズ自動車の製造工場の建設を検討するよう提案するほか、タールスタンがベトナムの地方との協力を推進し、両国民の交流を強化するよう訴えました。

一方、ミンニハノフ首長は、人工知能、情報技術、自動車産業、カマズトラックの製造、化学物質、民間航空機およびヘリコプター、紡績縫製、木材製品生産、教育・訓練などの分野でベトナムとの協力を希望すると述べました。また、ミンニハノフ首長は、タタールスタンとベトナムとの協力を一層強化するため、カザンとハノイ間の直行便の早期開設を希望していると述べました。