ベトナム、アメリカにとって食品・農業分野の重要市場

(VOVWORLD) -12日午後、ハノイでアメリカ貿易代表団のベトナム訪問に際し記者会見が開かれました。この代表団には、アメリカ農務省の代表者や企業、農産物協会の代表者など100人以上が参加しています。
ベトナム、アメリカにとって食品・農業分野の重要市場 - ảnh 1(写真:dangcongsan.vn)

アメリカのアレクシス・テイラー農務次官(対外農業政策担当)は、「ベトナムはアメリカにとって農業分野で優先的な市場である」と強調し、気候変動対策と持続可能な農業においてベトナムとの協力を一層強化する意向を表明しました。

農業分野における双方の協力の潜在力に関し、テイラー次官は次のように語りました。

(テープ)

「今回の代表団は、これまでベトナムを訪れた貿易代表団の中で最大規模となっています。これは、ベトナム市場に対するアメリカの農業・食品関連企業の高い関心を表しています。この訪問を通じて、互恵の精神に基づきベトナムとの協力関係をさらに拡大する新たな機会を見出したいと考えています」

ベトナムはアメリカにとって食品・農産物の輸入相手国として10位、逆にアメリカはベトナムの輸入相手国として3位に位置しており、農業分野での協力は両国関係の重要な柱となっています。

また、テイラー次官は最近の台風「ヤギ」による被害に触れ、被災者への共感と犠牲者の遺族へのお悔やみを表明しました。アメリカは被害からの復興でベトナムを支援する意向を示すとともに、長期的には気候変動対策と持続可能な農業分野での協力を推進していく方針を確認しました。

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