6日夜、ハノイで、ベトナム・インド友好協会の主催により、1月7日のベトナム・インド国交樹立45周年記念日を祝う式典が行われました。
ベトナム・インド友好協会会長を務めるチュオン・ミン・トゥアン情報通信大臣
(写真:TTXVN)
席上、グエン・スアン・フック首相は、「この45年間、両国関係はあらゆる分野で幅広く発展している。文化の類似点や、友好関係、独立・自由・平等に関する共通の立場などはその関係に強固な土台を作り出している。これは両国が維持・発展させていかなければならない貴重な財産である」と強調しました。
一方、ベトナム・インド友好協会会長を務めるチュオン・ミン・トゥアン情報通信大臣は「ベトナムは、2020年をめどに100万人の技術者を持つIT情報技術の大国になるという目標を設置している」と明らかにし、次のように語りました。
(テープ)
「インドは、ITとソフトウエア産業の大国です。そのため、今後、両国はこの分野で協力を強化する必要があります。先ごろ行われたインド首相のベトナム訪問の際に締結されたIT・電子政府協力に関する覚書はその協力の基礎となり、両国の潜在力を具体化させるものでもあります。」
一方、インドのパルバサネニ・ハリシュベトナム大使は「両国が戦略的パートナーシップを全面的な戦略的パートナーシップに格上げしたことは双方関係の重要性や、両国間の相互信頼などを示すものである」とした上で、「今後、国民交流や、観光協力などを強化していく必要がある」と訴えました。
この機に、7日、ホーチミン市で、「ベトナム・インド文化週間」というイベントが開幕しました。開催期間中、写真展や、インドを紹介する展示会、ヨガデー、ベトナム・インドファッションショー、インド映画の上映会、飲食文化交流会などが行われます。