(VOVWORLD) - 8日午後、ラオスの首都ビエンチャンで開催中の第44回と第45回ASEAN首脳会議と関連会議への出席を機に、ファム・ミン・チン首相はフィリピンのフェルディナンド・ロムアルデス・マルコス大統領と会見しました。
 写真撮影：Duong Giang
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席上、チン首相は両国に対し、農業、経済・貿易分野での協力、それぞれの製品への市場開放を促進し、2025年までに貿易額を100億ドルに引き上げるよう要請しました。
また、人工知能やクラウドコンピューティング、モノのインターネット、デジタル経済、グリーン経済、エネルギー転換、電気自動車エコシステムの開発などの新たな分野に協力を拡大することをも提案しました。
一方、マルコス大統領はベトナムがフィリピンの重要な戦略的パートナーであると強調するとともに、ベトナムに対し、フィリピンの食糧安全保障を支援し、フィリピンとともに、今年初めに締結された農業協力とコメ取引に関する協力覚書を効果的に実施するよう要請しました。両者は両国関係を実質的かつ持続的に発展させ、強靭なASEANに貢献し、地域と世界の平和、安定、持続可能な発展を目指すことで一致しました。また、ASEANや国連などの国際的な場において互いに支持し合うことでも合意しました。