席上、両者は互恵協力、とりわけ貿易・投資協力を促進すること、それぞれの国の貿易促進活動への産業界の参加を働きかけること、労働、科学技術、情報通信分野での協力を強化することで一致しました。

トー・ラム党書記長・国家主席はモンゴルとの協力関係を重視し、両国関係を実質的かつ効果的に発展させるという一貫した立場を確認しました。この機に、トー・ラム党書記長・国家主席はベトナム政府と国民を代表して、台風「ヤギ」に襲われたベトナム北部各省の災害復旧に20万ドルを提供したモンゴル政府と国民に感謝しました。

一方、オヨーンエルデネ首相は「ベトナムとの包括的かつ広範な協力関係の強化をモンゴルの地域における外交政策の最優先事項に位置付けている」と強調し、多国間の場、およびあらゆる分野におけるベトナムとの協力を両国の包括的パートナーシップに見合うよう、拡大したい意向があると表明しました。

同日、トー・ラム党書記長・国家主席はダシゼベグ・アマルバヤスガラン国会議長と会見しました。両者は経済連携やそれぞれの製品への市場開放の促進で立法機関の役割を向上させ、今後、両国の貿易総額を2億ドルに引き上げるとともに、投資保護促進協定を早期に締結することで一致しました。