(VOVWORLD) - 16日、ハノイで、情報通信省はライチの栽培地として世界的にも有名な北部バクザン省やハイズオン省と連携して、「ベトナム産ライチ、世界市場へ」をテーマにしたライチ販促のためのフォーラムを開催しました。
(写真:Minh Long/VOV) |
現在、世界各国に輸出されているベトナム産のライチとしてはハイズオン省の「タインハ―ライチ」とバクザン省の「ルクガンライチ」です。
今年、ベトナム全国のライチ生産総量は32万トンに達する見通しですが、その中で、2万8000ヘクタールのライチ栽培面積を擁するバクザン省は18万トン、そして、9000ヘクタールを擁するハイズオン省は6万トンを占めると見込まれています。
フォーラムで、ハイズオン省人民委員会のチャン・バン・クアン副委員長は、「ライチの収穫期が短いことから、消費市場の模索は差し迫った問題である」と明らかにし、次のように語りました。
(テープ)
「農家の高い生産能力や、企業の積極的な支援、近代的技術の導入、収穫後の保存技術などにより、『タインハ―ライチ』の質の高いものとなり、今後も、市場が拡大されていくと信じています。これは誇るべきことです。我々は行政手続や、交通、サービスなどの面で、省内のライチを購入しようとする国内外の企業に便宜を図っていくことを確約します。」
一方、フォーラムで、バクザン省の代表は地元のライチ栽培や、保存、加工、消費、輸出政策とその優遇政策などに関する情報を提供しています。同省人民委員会のファン・テ・トゥアン副委員長は次のように語りました。
(テープ)
「バクザン省もライチ収穫期に入っています。我々は生産や、加工、消費、ライチの質的向上などを目指し、周到な準備をしました。ほかの地方との連携強化や、企業誘致、市場拡大などを目指し、各省庁、地方、機関の支援を受けていきたいのです。」
なお、「ベトナム産ライチ、世界市場へ」をテーマにしたライチ販促のためのフォーラムの枠内で、ベトナム産ライチに関わる展示会がオンライン方式で開催されました。