ベトナム、『ワクチン・パスポート』の導入を検討

(VOVWORLD) -19日、ブー・ドゥク・ダム副首相の主宰の下、新型コロナウイルス感染症予防対策国家指導委員会会議が行われました。
ベトナム、『ワクチン・パスポート』の導入を検討 - ảnh 1会議の様子

会議ではベトナムが国外から入国するベトナム人を迎えることに有利な条件を作り出すため、新型コロナウイルスのワクチン接種歴などを記録した、いわゆる、『ワクチン・パスポート』の導入に向けた政策と技術的システムについて討議が行われました。

会議では、「ワクチン・パスポート」の導入は世界各国の共通な政策を基礎に展開する必要があるとの見解が出されました。また、入国者の医療申告書にワクチン接種歴を記入するという提案も出されました。

一方、保健省はワクチン接種を受けた国内の人々にQRコードを発行すると共に、個人健康管理書類にワクチン接種歴を記入すると明らかにしました。これに関し、ダム副首相は次のように語りました。

(テープ)

「ベトナムは国民の健康管理書類と国家住民データベースに新型コロナウイルス・ワクチンの接種歴を盛り込みます。これはコロナウイルスが発生した場合、国民の往来に便宜を図ります。」

一方、保健省のグエン・タイン・ロン大臣は「現在、保健省は、『ワクチン・パスポート』の導入に向けて、各国の医療機関と話し合っている」と明らかにしました。


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