3日、ベトナム外務省のレ・ハイ・ビン報道官は「先頃、中国がいわゆる三沙市の第2回人民代表大会の選挙を行い、ベトナムのホアンサ群島での巡回を行なったこと」に関し、取材に応えた際、次のように強調しました。
「ベトナムはホアンサとチュオンサ両群島に対する領有権を示す法的・歴史的証拠を十分に持っています。中国が不法に設置したいわゆる三沙市の第2回人民代表大会の選挙やベトナムのホアンサ群島での巡回を行なったことはベトナムの主権を深刻に侵犯しています。また、これらの違法な行為はホアンサとチュオンサ両群島に対するベトナムの領有権をいささかも変えられません。ベトナムは中国の行為に断固として反対し、こうした違法な行為を即時に中止するとともにベトナムの主権を尊重し、DOC=海上行動宣言やベトナム・中国の海上問題解決に関する基本原則を完全に履行するよう求めます。」
ビン報道官はこのように語りました。