タム・クアン公安大臣(右)とイベット・クーパー内務大臣( TTXVN 撮影)

3月31日、イギリスの首都ロンドンで開催された国境安全保障サミットに出席したことに合わせて、ルオン・タム・クアン公安大臣は、イギリスおよびフランスの内務大臣と個別会談したほか、幾つかの国の法執行機関の代表者と個別面会しました。
イギリスのイベット・クーパー内務大臣との会談で、両大臣は双方の協力を推進するため、毎年、各レベルの代表団の交換を継続することや、締結済みの協力文書を積極的に実施することなどで合意しました。会談終了後、両大臣は、人身売買対策に関する行動計画に署名しました。

フランスのブリュノ・ルタイヨ内務大臣との会談で、両大臣は、それぞれの国の規定に基づいて、「出入国分野に関する協力覚書」、および「不法滞在国民の再受け入れに関する政府間覚書」の草案作成の完了を加速させる必要があることで一致しました。

なお、この機に、タム・クアン大臣は、イギリスの国境警備庁長官、スペイン、アイルランドなどの法執行機関の代表者とも面会し、安全保障および法執行分野における戦略的かつ包括的な協力関係の枠組みの具体化について討議しました。