ベトナム半導体産業の未来:日越協力の新時代を探る

(VOVWORLD) - 9日、東京で「新時代におけるベトナムと日本の機会と期待」をテーマにベトナム半導体産業の未来に関するセミナーが開催されました。
ベトナム半導体産業の未来:日越協力の新時代を探る - ảnh 1セミナーの様子

在日本ベトナム大使館のファム・クアン・ヒエウ大使は、ベトナムが半導体産業発展戦略と人材開発計画を策定中であることを明らかにしました。この計画には、外国の主要半導体企業誘致のための優遇策や、2030年までに5万人のエンジニア育成を目指す野心的な目標が含まれています。さらに、政府、企業、大学、研究機関、金融機関、スタートアップ支援組織を巻き込んだ国家半導体エコシステムの構築も視野に入れています。

ヒエウ大使は日本との協力に関して次のように述べました。

(テープ)

「日本の半導体企業や研究機関との協力を通じて、専門教育プログラムの開発、高度な研修の実施、学生交流の促進、人材育成を進めたいと考えています。また、日本企業によるベトナムの半導体産業インフラへの投資も歓迎します。長期的には、ベトナムのハイテク工業団地への日本企業の進出や、ベトナム企業との技術協力を通じて、ベトナムがグローバルサプライチェーンにより深く参画できるよう期待しています」

このセミナーは、ベトナムと日本の組織・企業が互いの強みを活かし、協力して発展することで両国の経済発展に貢献する新たな機会を創出することを目指しています。半導体産業における日越協力の深化が、両国の産業競争力強化につながることが期待されています。

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