ベトナム：東部海域に関するASEANの立場を再度強調
(VOVWORLD) -13日、アメリカを訪問中のファム・ミン・チン首相とASEAN加盟諸国の指導者はASEANアメリカ特別首脳会議の諸活動に参加しました。
 ファム・ミン・チン首相（写真：VGP） |
中には、ASEAN加盟諸国とバイデン大統領との会合、ASEAN加盟諸国とカマラ・ハリス副大統領との会合などがあります。
これらの会合で、アメリカの指導者らはASEANとの協力に関する多くの提案や構想を提出しました。これにより、アメリカはASEANの再生可能なエネルギーの開発のインフラ整備に４千万ドルを、海上での協力の強化に６千万ドルを、ASEAN・アメリカ将来構想の展開に１億５千万ドルを支援します。
バイデン大統領との会合で、ファム・ミン・チン首相はASEANの相手国や大国がASEANの中心的な役割や国際法の尊重を基礎に、建設的、かつ、明白な精神でASEANとの関係を安定的、かつ、健全に発展させるよう希望を表明しました。
また、チン首相はベトナム東部海域（南シナ海）で発生するすべての紛争や対立が1982年国連海洋法条約を始め、国連憲章と国際法を基礎に平和的に解決するというASEANの立場を再度強調しました。チン首相はASEANの相手国がDOC＝海上行動宣言の効果的な履行とCOC=海上行動規範の作成に取り組んでいるASEANを支持していることを歓迎しました。