(VOVWORLD) - 旧暦3月6日にあたる4月14日、北部フート省にあるフン王神社歴史遺跡地区で、ベトナム民族の父親とされるラク・ロン・クアンを偲ぶ儀式、および母親とされるアウコに線香を手向ける儀式が行われました。
儀式の様子 |
儀式で、フート省の指導者らは線香と花輪、お供え物を捧げ、先輩に対する感謝の気持ちを表すとともに、国の繁栄と国民の平安、幸福などを祈りました。
これらの儀式は「水を飲むとき、その井戸を掘った人の恩を思う」というベトナムの美意識を表すものとされています。
なお、2024年のベトナム建国の祖フン王の命日とフン神社祭り、およびベトナム民族の発祥の地とされるフート省の文化観光ウィークは旧暦3月1日~10日までにあたる4月9日~18日にかけて、フン神社歴史遺跡地区で開催されています。