ベトナム、米国を戦略的なパートナーとみなす

(VOVWORLD) - 会見で、ブリンケン国務長官はジョー・バイデン大統領のお悔やみの手紙をトー・ラム国家主席に手渡しました。
ベトナム、米国を戦略的なパートナーとみなす - ảnh 1会見の様子

国家主席の動静を担当する当放送局(VOV)のレポーターによりますと、27日夜、国家主席府でトー・ラム国家主席は、グエン・フー・チョン党書記長の逝去に哀悼の意を表明するためベトナムを訪れたアメリカのアントニー・ブリンケン国務長官と会見しました。

会見で、ブリンケン国務長官はジョー・バイデン大統領のお悔やみの手紙をトー・ラム国家主席に手渡しました。その中で、バイデン大統領は、2015年にアメリカの首都ワシントンでチョン書記長と初めて出会った時の思い出と印象を振り返り、昨年のベトナム訪問に書記長と再会できたことを誇りに思うと書きました。バイデン大統領によりますと、この訪問は両国間の協力関係に新たな時代を切り開き、両国関係を包括的な戦略的パートナーシップに引き上げるというチョン書記長の決意の証でもあります。

バイデン大統領は、アメリカはチョン書記長が生涯を捧げた「強靭、独立、自強、繁栄」のベトナムづくりを全面的に支持すると強調するとともに、「過去50年間の両国関係を覆っていた雲を払拭することに不可欠な役割を果たしてきたチョン書記長の貢献を永遠に忘れない」と確認しました。

また、ブリンケン国務長官は、「チョン書記長の逝去は両国関係にとって大きな損失である」と述べ、「アメリカ政府と国民は常に、地域と世界の平和、安定、繁栄、および未来の構築に対するチョン書記長の功績を記憶する」と明らかにしました。

一方、トー・ラム国家主席は、バイデン大統領のお悔やみの手紙に感謝の意を表し、「生前、グエン・フー・チョン書記長は、アメリカとの関係発展を非常に重視しており、よくバイデン大統領について愛情を込めて言及した」と述べました。また、チョン書記長の2015年のアメリカ訪問は、両国が力強く発展し、今日のような包括的な戦略的パートナーになることにモチベーションを作り出したとしています。

トー・ラム国家主席は、ベトナムはアメリカを最も重要な戦略的パートナーの一つとみなしていると強調すると同時に、「強靭、独立、自強、繁栄」のベトナムへの支援に向けたアメリカの絶え間ない取り組みを高く評価しました。また、両国間の新たな関係枠組みを実質的かつ効果的に深化させ、チョン書記長とバイデン大統領の公約を履行するため、アメリカと引き続き緊密に連携したいとの意向を強調しました。

ブリンケン国務長官は、アメリカがベトナムを地域において最も重要なパートナーの一つとみなしていることを強調し、両国関係、および地域と国際場裏における協力を強化するため、ベトナムと引き続き協力することを確約しました。

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