ベトナム首相、バングラデシュ大統領と会見

10日午後、ハノイで、ベトナムのグエン・タン・ズン首相はベトナムを訪問中のバングラデシュのアブドゥル・ハミド大統領と会見しました。

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握手を交わしたバングラデシュのハミド大統領とベトナムのズン首相

会見で、ズン首相は、ベトナム政府はバングラデシュとの伝統的な友好協力関係を重視し、今回の訪問で両国が達成した合意を効果的に展開するために全力を尽くすと強調しました。ズン首相とハミド大統領は、経済、通商、投資、観光などの分野における両国の協力関係をさらに促進する為の具体的な措置について討議しました。

双方は、両国の貿易総額を2014年の8億ドルから2016年に10億ドルにすることで一致しました。又、農業・漁業・畜産の協力、及び米の取引に関する各覚書を効果的に展開し、観光協力及び文化交流に関する各合意書を早期に締結することについて合意を達成しました。

バングラデシュのハミド大統領は、「ベトナム東部海域いわゆる南シナ海の最近の動きに対するベトナムとASEANの深い懸念について理解している」と述べました。同大統領は、ベトナム東部海域の航行と航空の自由と安全を保障し、1982年の国連海洋法条約を初めとする国際法に基づいて海上での紛争を平和的に解決することの重要性を強調すると共に、この海域でのDOC=行動宣言を遵守し、COC=海上行動規範を早期に策定する必要があるとの考えを示しました。

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