ホーチミン像、ロシアのウリヤノフスクで建設

11日、ロシアのウリヤノフスク州の州都ウリヤノフスク市で、ホーチミン広場とホーチミン像の着工式が行なわれました。ウリヤノフスク市はモスクワから東へ900キロ離れており、レーニンの生地として知られています。

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ウリヤノフスク市でのホーチミン像着工式

設計図によりますと、ウリヤノフスク市のホーチミン像は、ホーチミン主席の故郷であるベトナム中部ゲアン省のホーチミン像をモデルとして高さが5メートルで、赤銅で作られます。3メートルの台座に置かれるこの像はウリヤノフスクの中心にあるホーチミン交差点に面しています。像には「ホーチミン(1890年―1969年)・ベトナムの民族英雄と傑出した文化人」という文字が刻まれ、像の後ろは、ホーチミン主席の故郷を象徴する黄色い蓮の花を刻んだレリーフになっています。

着工式に来賓として招待されたベトナム中部ゲアン省人民委員会のレー・ゴック・ホア副委員長は次のように語りました。
(テープ)

「これは意義深い建設工事です。先ずはベトナムとロシアとの友好を示していること。また、ゲアン省とウリヤノフスク州との協力を象徴していること。そして、ホーチミン主席の師でありながら、友人でもあるレーニンの故郷ウリヤノフスクの人々のホーチミン主席に対する愛情の現れです。」

この建設工事は、2015年11月7日のロシア10月革命98周年記念日に当たり、落成される予定です。

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