チャン・タイン・マン国会議長（写真：TTXVN)

開会演説に立ったベトナムのチャン・タイン・マン国会議長はベトナムは平和、民主主義、文化と言語の多様化、団結、協力、発展といったフランコフォニーの価値と目標を支持している。近年、ベトナム国会はあらゆる重要な分野における法律システムの整備に力を入れてきた」と述べました。

また、マン議長は「ベトナムは、議会間の協力プログラムの立案と実施、および法の支配と人権の推進、フランス語の使用の普及などを通じて、議会の友好・団結関係の強化に対するフランコフォニー国際機関の諮問機関であるAPFの役割を高く評価している」と明らかにし、次のように語りました。

（テープ）

「 世界情勢が複雑に推移している背景の中で、APF執行委員会が「世界の秩序変動におけるフランコフォニーの役割」について協議を行うことは、非常に時事的で、重要な内容です。いくつかの加盟国の政治状況を検討するとともに、2023年～2030年までの戦略枠組み実施行動計画やその他の重要な議事を採択することにより、APFおよびフランコフォニーが、他の多国間機関とともに、国際法と国連憲章を基礎に、協力と共同行動を促進するための枠組みを構築し、ますます重要な役割を果たしていくことを確信しています」

マン国会議長は過去2日間に開催されたフォーラムで採択された「持続可能な農業、食料安全保障、気候変動対応におけるフランコフォニー協力」をテーマとしたカントー宣言は、フランコフォニー協力への重要な貢献であると強調しました。