ロシア外相との会見で、双方は国際法に則って平和的措置で紛争を解決するという立場で合意を達成しました。ロシアのラブロフ外相はロシア・ASEANの協力の重要性を強調するとともに地域の協力メカニズムにおけるASEANの中核的な役割を支持すると表明しました。

他方、タイのポラマットウィナイ外相との会見で、ミン副首相兼外相は「タイのASEAN2019議長国としての役割を常に支持している」と強調しました。

また、両外相はベトナム・タイの戦略的パートナー関係を展開するための2019年～2024年期の行動計画の早期作成、貿易・投資の円滑化を目指す諸措置の実施に力を入れ、2020年をめどに双方の商取引額を200億ドルに引き上げることで一致しました。

一方、ノルウェーのソーライデ外相との会見で、双方はベトナムとEFTA欧州自由貿易連合の自由貿易協定の交渉を促進することで合意しました。ソーライデ外相は「ベトナムはノルウェーの重要な市場・パートナーであり、ノルウェー企業はベトナムへの投資の拡大を希望する」と明らかにしました。